高校生の頃から不登校となり、車で尾行されているといった妄想が出現し始めた。次第に意欲や気力もなくなり、妄想もひどくなっていった。部屋に閉じこもることが多くなり、昼夜逆転の日々で、食事も食べては吐くの繰り返しであった。他人との会話もしばしば思考困難となってしまい、現在も同じような状態が続いていた。
自室に閉じこもる状態が引き続いており、外出も困難で、日常生活への支障も重大であることから、障害等級2級に該当する可能性が高いと判断しました。
初診日が20歳前にあり、すでに25年以上経過しており、病院に当時のカルテや初診日の分かる資料は一切残っておらず、ご自宅にも当時の受診に関する資料は全くないという困難な状態。しかし、これだけで諦める訳にはいきません。
20歳前に病院に受診していたという第三者の証明を提出し、認めてもらうことができました。
※この方の場合、20歳以降は保険料の納付が不足であったため、20歳前に受診していた証明がとれるかどうかが、障害年金を受給できるかどうかの最大のポイントでした。
20歳前障害の場合、障害等級に該当するような状態だとしても、20歳前に病院を受診していた証明がないと、障害年金がもらえないケースがありますので、「20歳前に受診していたことの証明ができるか、できないか」がとても重要になってくるのです。
医師へ診断書を依頼する際に、ご本人様の日常生活の状態などを詳しくお聞きし、参考資料を添付しました。
診断書だけでは伝わりにくい詳細な日常生活状況について、記入し作成しました。
こちらでは実際に、障害年金を既に受給した方々の事例の一部を紹介しております。
うつ病で5年遡及の障害基礎年金2級が決定された事例
うつ病で障害基礎年金2級が決定された事例
統合失調症で障害基礎年金2級が決定された事例
持続性気分障害・うつ病で5年遡及の障害基礎年金2級が決定された事例
躁うつ病で障害厚生年金2級が決定された事例
うつ病で障害厚生年金3級から2級に額改定された事例
うつ病で5年遡及の障害厚生年金2級が決定された事例
自閉症、軽度知的障害で障害基礎年金2級が決定された事例
アスペルガー症候群で障害基礎年金2級が決定された事例
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