約10年前、急に本人の様子がおかしくなり、暗い部屋のベットの上でずっと座っていたり、泣き喚いたり、情緒不安定で手がつけられない状態であった。家事も何もできなくなり、実母の援助がなければ生活できない状態となっていた。
現在も同じような状態が続いており、話かけても反応がなかったり、気持ちが動揺することがあると感情が抑えられなくなる。日常生活への影響も大きく、長年にわたり同じような状態が引き続いていることから、障害等級の2級に該当し、遡及の可能性も高いと判断しました。
初診日と障害認定日の病院が同じであった。当時のカルテも残っていたため、障害認定日の診断書への初診日の記載で代用できました。
障害認定日から約10年経過していたため、複数の診断書の作成が必要でした。作成いただいた診断書の内容で、もう少しご本人様の状態を反映していただけたら・・・という箇所があり、ご本人様の状態や日常生活での様子をお聞きし、お母様にもご協力いただき、診断書の内容について再検討に応じていただくことができました。
症状などのついての細かな変化や日常生活の状態について詳しく聞き取りをし、専門的視点を加え作成しました。
障害の状態が長期にわたり認められ、無事、5年遡及の障害基礎年金2級が決定されました。80歳を超えられた高齢のお母様は、「とても一人では無理だった。自分に何かあった場合の娘の生活に不安を抱えていたが、とりあえず無収入の生活から開放されてよかった」と大変喜んでいらっしゃいました。
こちらでは実際に、障害年金を既に受給した方々の事例の一部を紹介しております。
うつ病で5年遡及の障害基礎年金2級が決定された事例
うつ病で障害基礎年金2級が決定された事例
統合失調症で障害基礎年金2級が決定された事例
持続性気分障害・うつ病で5年遡及の障害基礎年金2級が決定された事例
躁うつ病で障害厚生年金2級が決定された事例
うつ病で障害厚生年金3級から2級に額改定された事例
うつ病で5年遡及の障害厚生年金2級が決定された事例
自閉症、軽度知的障害で障害基礎年金2級が決定された事例
アスペルガー症候群で障害基礎年金2級が決定された事例
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